【期限がない】追証（マージンコール）が払えないときの対処法

この記事のポイント

• 追証期限は1～2日なので急いで対策しなければならない
• 最も現実的な対処方法はカードローン
• 今後は追証がない海外FX業者も視野に入れたい

「どうしよう、追証が払えない・・」

追証（マージンコール）が発生すると、背筋が凍るほど焦ります。支払期限は翌営業日あるいは翌々営業日まで。

どうすればいいのか混乱しますよね。

この記事では、追証発生後にお金がない方に向けて、現実的な対処方法を解説していきます。組み合わせも可能なので、何とかピンチを切り抜けましょう。

いつまで？追証（マージンコール）の支払い期限は待ってくれない

追証が発生してしまったら「う～ん、どうしようかなぁ」なんて悠長に考えている暇はありません。

証券会社によってルールは異なりますが、通常1～2日が追証期限です。

追証期限

• 楽天FX：翌営業日の18：00まで
• DMM FX：翌営業日の04：59まで
• 楽天証券：翌々営業日の12：00まで
• 松井証券：翌々営業日の11：30まで※
• ライブスター証券：翌々営業日の12：00まで

※維持率が10%未満なら翌営業日の11：30まで

FXは翌営業日に期限が定められているケースが多く、非常に日程がタイトです。

人気のDMM FXは、なんと翌営業日の04：59がリミット。当日中に何とかしなければならないといっても、過言ではないでしょう。

なお、どの取引業者も翌日ではなく翌営業日を期限と定めています。そのため、金曜日に追証がかかった場合は、土日を挟むので多少猶予があります。

追証（マージンコール）を払えないときの対処法

追証に支払うお金が無い場合、解決手段としてはとにかく即金でお金を工面することが重要です。

その理由は、前章で述べた通り追証期限が短いからです。副業でお金を貯めてから・・といった時間の猶予はありません。

消費者金融（カードローン）でお金を借りる

「消費者金融（カードローン）を使うなんてプライドが許さない」と感じるかもしれませんが、追証は即金を求めるため仕方ありません。

金利の高い消費者金融でお金を借りて、破産したらどうしよう・・と心配になりますが、冷静に計算すれば利息は数千円から数万円で済みます。

上記はカードローンの上限金利18.0%でのシミュレーションです。余裕を持って3か月から半年の返済にしていますが、もっと早く返せるなら利息はさらに安くなります。

30万円借りてゆっくり返済しても利息は16000円程度。とりあえず急場を凌げると考えれば、安い金額です。

なお、金利の安い銀行系カードローンは審査に時間がかかり追証期限に間に合わないためNGです。

電話確認のないSMBCモビットを選ぼう

SMBCモビットなら、土日でも即日融資（時間帯によっては翌日取り扱いの場合あり）が可能です。郵送物は無いので家族にバレる心配はなし。

WEB完結申込なら、電話連絡もありません。お金を借りる癖が付くのが怖いのなら、返済が終わったと同時に解約すればOKです。

分割払いを相談する

基本的に、取引業者は分割払いに応じてくれません。公式Q&Aに「追証は分割払いでもOK」なんて明記されている業者は一切なし。

しかし、一部の口コミでは粘り強く交渉したことで分割払いできたとの声も見られます。

可能性としては非常に低いのですが、どうしても一括払いできないときはダメもとで分納したい旨を相談してみましょう。

身の回りの物を現金化する

お金を借りる以外で今日明日中に即金したいなら、身の回りのものを売るか単発バイトで働くほかありません。

ただ、単発バイトでは追証を支払いきれるお金は稼げないかと思いますので、現実的には身の回りのものを売って稼ぐのが唯一の解決策です。

商品を売るときは、

• フリマアプリ
• オークション
• 質屋（買い取りショップ）

のいずれかを選びましょう。他の販路（Amazonなど）では、入金に時間がかかります。

家の中に売るものなんてない！と思わず、冷静に部屋を見回してみてください。誰でも、手放せば大体20万円分くらいのものはあるはずです。

上記のものを売ることで一時的に生活水準は下がるかもしれませんが、追証を払えないよりはずっとマシです。

追証（マージンコール）が払えないとどうなる？

万一追証を解消できない場合、現ポジションは強制決済されます。その後、債務の請求に追われ、それでも支払えないときは財産差し押さえが行われます。

財産差し押さえまで行ってしまうと、銀行口座から現金が引き出せなくなります。勤務先に通知されるケースもあり、社会的信頼の失墜は免れません。

さらに、追証によって生じた負債での自己破産は認められないため、逃げ場はありません。

感情的になってグレーな手法でお金を用意しようと考えないこと

追証は期限が短いこともあり、支払うお金が手元にないとパニックに陥ります。

普段は冷静な人でも、パニックになると何をするか分かりません。感情的になって、グレーな手法でお金を用意しようとは考えないでください。

グレーを超えた窃盗などはもってのほかです。お金は失っても後から取り戻せますが、社会的信用や時間は取り戻せません。

おかしな行動を行さないよう気を付けましょう。

今後は追証（マージンコール）がない海外FX業者を使おう

海外FX業者はゼロカット（資産0の時点で強制ロスカット）のシステムを採用しているため、追証がありません。最悪の事態が発生しても、借金を負わずに済みます。

ハイレバレッジ（最高1000倍）が効くため危険なイメージのある海外FXですが、実際は追証が発生しないためむしろ安全です。

レバレッジ限度は調整できるため、怖ければ10倍以下に設定するといったことも可能です。安全に資産を運用できる海外FXですが、税金のルールが変わる点には気を付けましょう。

国内/海外FXの税制の違い

ざっくり言えば、年間の利益が200万円以内なら海外FXの方が税金は安いです。

気になる業者選びですが、ずばりおすすめはXM。XMはFXに限らず株価指数や先物も取引OK。

さらに豪華なボーナスも受け取れます。

XMのボーナス

もう二度と追証に怯えたくないと考えるなら、メイン口座を海外に移すといいですよ。

まとめ

追証（マージンコール）は、支払いの期限が短いため非常に焦ります。ですが、しっかりと対処すればまた挽回できるチャンスは必ず訪れます。

即金が必要なのでお金を用意する方法は限られますが、記事内で挙げた方法はいずれも効果的な手段です。急場を凌ぐことを最優先に正しい行動を起こしましょう。

もう一度、追証が払えないときの対処方法を見る